2014年10月12日日曜日
宮沢元首相の孫 ラフルアー宮沢エマ 「歌と芝居の日々」全力投球の初舞台
宮沢元首相の孫 ラフルアー宮沢エマ 「歌と芝居の日々」全力投球の初舞台
宮沢喜一元首相の孫でタレントのラフルアー宮沢エマ(24)が11月1日、日本初演されるミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング-それでも僕らは前へ進む」(宮本亜門演出・振付)で初舞台を踏む。歌手志望で、オーディションで宮本の目に留まり、主演3人の1人としての舞台デビュー。「歌い、芝居ができる喜びを日々感じます」と、このチャンスに全力投球している。宮澤エマ
父は元米外交官、母は宮沢元首相の長女という日米ハーフ。幼いころから歌好きで、米オクシデンタル大在学中もジャズバンドで歌ったり、ボイストレーニングを受けるなどして、歌を学んできた。別作品のオーディションで宮本に見いだされ、今回の抜擢(ばってき)につながった。
作品は、「ウエストサイド物語」の作詞などで知られ第12回世界文化賞を受賞した作詞・作曲家、スティーブン・ソンドハイムが手がけた1981年米ブロードウェー初演のミュージカル。ブロードウェーの脚本家、チャーリー(小池徹平)、作曲家のフランク(柿沢勇人)、ライターのメアリー(宮沢)の3人を軸に、ショービジネス界に生きる男女の20代から40代までの歩みと明暗を、時間をさかのぼる形でたどる。
宮沢演じるメアリーは1950年代末、志を同じくしていたチャーリー、フランクと同じアパートに暮らし、2人を応援する親友役。だが、野心家のフランクと芸術家肌のチャーリーは疎遠になり、メアリーも酒におぼれる。舞台はそんな「それぞれの40代」から始まる。
宮澤エマ
「難しい役です。私の役は20代でベストセラーを書き、書けなくなってからは2人の可能性に賭け、自分から逃げた女性。フランクにずっと思いを寄せながら、不器用にしか振る舞えないところに共感します」
今年7月には、ロンドンでロングラン上演中だった同作を観劇してきた。
「成熟したキャストで、3人の“40代”に重きを置いた、切ない舞台でした。逆に私たちは、出演者全員が20代。前しか見ていない20代を表現しやすいので、伝わるメッセージも変化すると思います」
演出の宮本は、ブロードウェーで上演したソンドハイム作詞・作曲「太平洋序曲」の演出で米演劇界最高の栄誉であるトニー賞候補になるなど、ソンドハイムに精通している。
「最高の組み合わせ。ソンドハイムの楽曲も素晴らしい。時系列が逆なので、2度3度見ると、物語の伏線や曲の転調の意図など、発見があるはずです」
宮沢元首相はクラシック音楽ファンだったが、孫娘は昭和の歌謡曲好き。「家では優しいおじいちゃんで、怒られたことがありません。私は、ちあきなおみさんが大好き。純粋に歌や声の良さを届けられる歌手になりたい」宮澤エマ
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