2014年10月15日水曜日
大学進学率の地域差、20年で2倍 2位京都、3位神奈川……45位青森、46位岩手、47位鹿児島
大学進学率の地域差、20年で2倍 2位京都、3位神奈川……45位青森、46位岩手、47位鹿児島
大都市と地方で高校生の大学進学率の差が広がっている。今春の文部科学省の
調査から朝日新聞が算出すると、都道府県別で最上位と最下位の差は40ポイント。
20年で2倍になった。家計状況と大学の都市集中が主因とみられる。住む場所の
違いで高校生の進路が狭まりかねず、経済支援の充実などを求める意見がある。
文科省の学校基本調査(速報値)から、4年制大学に進んだ高卒生の割合を、
高校がある都道府県別に算出した。今春は全国で110万1543人が高校(全日・
定時・通信制と中等教育学校)を卒業。大学には浪人生を含む59万3596人が
入学(帰国子女など除く)。進学率は53・9%だった。 大学進学率
都道府県別では東京の72・5%が最高で、次いで京都(65・4%)、神奈川(64・3%)、
兵庫(61・7%)など。最低は鹿児島の32・1%で、低い順に岩手(38・4%)、青森
(38・6%)など。40%未満は5県だった。大都市圏では愛知と大阪が58・1%、
福岡52・8%などだった。進学率は20年前に比べて全都道府県で上昇し、全国
平均も32・8%から21・1ポイント伸びた。
一方、都道府県別の最大差は広がり、1994年の19・4ポイント(東京=40・8%と
沖縄=21・4%)の約2倍になった。 大学進学率
拡大の一因は大都市圏での進学率の急上昇。大学の集中が進み、20年間で東京
は32ポイント、京都は27ポイント、神奈川は25ポイント伸びた。今春は南関東と
京阪神の全7都府県が上位1~10位に入り、2大都市圏の高い進学率が目立つ。
下位地域は伸びが鈍く、20年間で鹿児島8ポイント、岩手16ポイント、青森17ポイ
ントだった。下位には従来、北海道・東北・九州の道県が並ぶ。上下位地域の固定
化と差の拡大で、二極化が進んでいる形だ。
進学率が伸び悩む地域には、県民所得の低い地域も多い。都市部の大学を選ぶ
際に、下宿代などがネックとなるケースもある。大学進学率
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