2014年10月15日水曜日
無銘の刀は「島津正宗」か…京都国立博で展示
無銘の刀は「島津正宗」か…京都国立博で展示
京都国立博物館(京都市東山区)は14日、同館に2013年度に寄贈された無銘の刀が、約150年間所在不明だった名刀「島津正宗」の可能性が極めて高いと発表した。島津正宗は、江戸末期、皇女和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際、幕府から献上されたとの説がある。15日から、開催中の記念展「京みやこへのいざない」(読売新聞社など共催、11月16日まで)で展示される。島津正宗
正宗は鎌倉末期から南北朝期に活躍した名工。島津正宗は、江戸中期編さんの「享保名物帳」に記録があり、1913年発行の「刀剣名物帳」で、将軍家から金千両とともに天皇家に献上されたと記されている。島津正宗
刀は大阪の実業家が旧公爵・近衛家から1969年に譲り受け、昨年度、同館に寄贈。同館の調査で、長さ(68・7センチ)が、享保名物帳にある「二尺二寸七分」と一致することなどから、同一の可能性が極めて高いと判断した。同館関係者は「国宝級の刀」としている。
「京へのいざない」は15日から後期展。豊臣秀吉が着用したと伝わる重要文化財「鳥獣文様陣羽織」なども展示される。島津正宗
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