2014年10月10日金曜日
泉南石綿訴訟 県内の各原告「画期的な勝訴」、一部判断後退に懸念も
泉南石綿訴訟 県内の各原告「画期的な勝訴」、一部判断後退に懸念も
石綿被害における国の責任を認めた最高裁の判断。県内で各訴訟に取り組む原告や弁護団は「画期的な勝訴」と喜ぶ一方、認められなかった一部の主張に懸念を示した。石綿
埼玉アスベスト被害対策弁護団事務局長の竹内和正弁護士は、高裁段階で勝訴した2陣の結論と比べ「一部後退したようだ」と指摘。他方で「最高裁の判断は強い拘束力を持つ。全てのアスベスト被害の解決に大きな影響を与える」と評価した。
さいたま地裁では、現在曙ブレーキ羽生工場で石綿を原因として死亡した従業員の遺族らが同社を相手取り民事裁判を係争中。同工場で安全配慮義務違反があったと主張している。石綿
原告で羽生市の五月女行雄さん(75)は「私たちの主張が認められたことになる。裁判への影響も大きい。これからも頑張って裁判に取り組みたい」と話した。
建設現場で石綿被害に遭った労働者らが組織する「首都圏建設アスベスト訴訟」の原告で熊谷市に住む元左官工足立勝正さん(71)は「勝訴は画期的なこと。アスベスト被害者にとってはしかるべき判断だ」と声を弾ませた。同訴訟副団長で草加市の保温工高松孝平さん(65)は一部被害者が救済の対象とならなかった最高裁の判断に「同じ被害なのになぜ線引きするか分からない」と不満を述べた。石綿
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